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2013/06/09

ヤマトからヤマト2199へ | ヤマトと38年の時間


2009年、JJエイブラムスが監督した「スタートレック」の新作が公開された。
TVシリーズ「スタートレック」を再構築、とても面白くて見応えのある映画に仕上っていた。
この映画、旧作品にきちんと敬意も払っていたと思うのだけれども、お気に召さないという古参ファンがいるのだという。なんでもトレッキー=TVシリーズ「スタートレック」のファンたちには、評判が良くないのだと。
で、日本でも同じようなことが起きている。
1974年以来の「宇宙戦艦ヤマト」オールドファンたちの一部の間では、リブート作品である「宇宙戦艦ヤマト2199」の評判が良くないのだ。






<TVシリーズ第1作原理主義>が殆どを占めるという頑迷なトレッキーからしたら、キャストも解釈も違う「スタートレック」など、認めたくないのだろうか?
すばらしい映像で再構築された作品は別物だから認めたくはないのだろうか。
古参トレッキーの皆さんは、最初の「スタートレック」TVシリーズの記憶をことのほか大切にしているようだ。「宇宙戦艦ヤマト」TVシリーズのファンと同じように。







記憶。

わたしの記憶は信ずるに足らない。
とてもいい加減なものである。忘れていることも多い。そのうえ都合よく改変してしまっているものだと痛感した。
先日、ふと思い立って「宇宙戦艦ヤマト」旧作TVシリーズを見た。それで改めて自分の記憶のいい加減さを思い知った。
なぜ旧作を見てみようと思い立ったかと言えば、「宇宙戦艦ヤマト2199」を否定する人の意見を読んだからだ。Amazonにアクセスして「宇宙戦艦ヤマト2199」ブルーレイディスクのレビューを読んでみた。絶賛の声ばかりかと思いきや、キャラクターデザインやオリジナルな展開を批判する声は意外に多い。
批判的なというか、ネガティブな評価を読んでいくと「旧作には及ばない」だとか、出渕裕以下、スタッフの仕事を「語るに足らない」などと書いてある。
2ちゃんねるにはアンチスレッドも(とうぜん)立っていて、ここにも旧作品礼讃の文言がみられる。主として「宇宙戦艦ヤマト」第一TVシリーズ、まれに「さらば宇宙戦艦ヤマト」を称揚しつつ「宇宙戦艦ヤマト2199」を批判する。
旧作原理主義者というわけだ。
 はて、宇宙戦艦ヤマトってそんなに良かっただろうか。
ならば、見直して確かめようという気になった。
まずは、3つのTVシリーズを断続的に見てみた。

ちなみに、ヤマト旧作品の映像ソフトはこれまで持っていなかった。
私は長くビデオ録画機器を持たなかったので、当然、ビデオソフトを購入することも、貸しビデオ屋に行くこともなかった。
ビデオデッキを購入したのが1988年。「宇宙戦艦ヤマト 完結編」公開から5年を経過、すでにヤマトへの関心は失っていた。
どの作品もテレビ放映と劇場公開時に見ただけ。テレビ放映は再放送、映画は封切り時に映画館に並んで見に行った。

そんなことを諸々思い返しつつ、何年かぶりにヤマトを改めて見た。
最初のTVシリーズは、デジタルリマスターではないものを見た。
今回は、その第1TVシリーズについて書く。
見ている間に何度となく感じたのは、はて、自分が夢中になって見た「宇宙戦艦ヤマト」とは、こんな作品だったんだろうか、という出来のひどさに対する困惑である。
昔、夢中になって見た「宇宙戦艦ヤマト」を年月の中で美化していたようだ。
つまり、<思い出補正>をかけていたようだ。思い出の中で記憶を書き換え、美しいもの、素晴らしいものに置き換えていたようだ。
残酷な現実と自分の記憶のなかにある「宇宙戦艦ヤマト」の乖離を嘆きつつ、鑑賞を終えた。

皆さんにお尋ねしたい。

アニメとしての「宇宙戦艦ヤマト」って優れていたのだろうか。
そんなに素晴らしかっただろうか。
そんな疑問を抱きながら、今回はTVシリーズ第1作について書く。
放送から38年経過し、「宇宙戦艦ヤマト2199」を見た上で最初の「宇宙戦艦ヤマト」を見た。それについて書く。


アニメとしてのクオリティは低い
「宇宙戦艦ヤマト」


アニメーション作品としての「宇宙戦艦ヤマト」どうだったか。

結論から言うと、「宇宙戦艦ヤマト」第1TVシリーズ(以下、「ヤマト」)は、作画/映像作品としての質が低い。
これは、TVシリーズ、映画に共通する「宇宙戦艦ヤマト」の大きな問題点である。
映画も、どの作品もスクリーンに耐えうるクオリティではなかった。総じて絵が動くという快感に乏しかったと思う。

「ヤマト」は全体的に粗雑さが目に付いた。

「ヤマト」は、それまでのTVアニメにはない画作りに挑戦した作品だ。暗い宇宙空間が主な舞台であり、しかも、暗い宇宙空間を航行するのは、これまた暗いクロガネ色の宇宙戦艦である。それまでのアニメにはなかった、複雑なメカを動かしたことも驚きだった。
一方で、画のクオリティには問題があると、放映時から感じていた。
いちばんの問題は、各エピソードごとの作画監督のクセが強く出て、タッチが違うということだ。絵のバラツキがけっこう大きい。
1970〜80年代のテレビアニメを思いかえすと、東映動画や東京ムービーの大手のアニメスタジオは比較的作画の統一性が保たれていた。
その一方、独立系スタジオが制作するアニメは作画が統一されていないことが多かった。
とくに「ヤマト」は、作画の統一性が著しく低いと思う。
「ヤマト」ではカットによって古代進や島大介、森雪、デスラーの顔がコロコロ変化するのだ。沖田艦長や佐渡酒造、徳川機関長などは、割と安定していたが、メインの登場人物の統一性が取れていない。
「作画監督による絵の違いを楽しんでこそ通」という意見もあるが、それには与しない。
同じエピソードの中でも変わる。というか統一されてはいない。

作品の「品質管理」には問題が多かった。
セル画には塗りミスした箇所、ホコリやゴミの映り込みが目に付く。
バンク(使いまわしカット)がけっこう多くて、スケジュールの過酷さ、制作現場の大変さを想起してしまう。
メチャクチャなスケジュールで制作されたのは想像に難くない。
最終話「地球よ!ヤマトは帰ってきた」は、カットごとに登場人物の顔が変わっていて、それを隠していない。作画監督がおらず、修正などがされていないからだ。

制作スケジュールの過酷さがフィルムにはっきり現れている。

理由を考えてみる。

まずは、作画や撮影などの、制作体制の問題。
「宇宙戦艦ヤマト」は西崎義展による独立プロ作品だ。
有能な作画スタッフは東映動画や東京ムービーの仕事をしていて、人材の確保はタイヘンだったと思う。西崎義展は虫プロ時代の人脈を中心に集めたものの、出身スタジオの異なる=画風が異なるスタッフが集まった。
混成スタッフに対して、作画のマネージメント/クオリティ管理を充分にできなかったのではないだろうか。
もちろん、現在のように「総作画監督」「チーフアニメーター」制度という作画作業の品質管理が確立するはるか以前の話ではあるわけだが、それにしても何とかできなかったのか。

次に、制作にかける時間の問題。
最初の数エピソードは時間に余裕があったと見られ、かなり丁寧に作られている。
しかし、エピソードが進むにしたがって、時間がひっ迫し、そのしわ寄せと思われる作画や撮影の粗雑なカットが頻出する。
以前使ったカットを使い回したり、止め絵が増える。


儲けたいという思惑ばかりがあからさまな、
「さらば宇宙戦艦ヤマト」後のTVシリーズ


「宇宙戦艦ヤマト2」は、「ヤマト」の変節を明らかにしたTVシリーズだと思う。
「さらば宇宙戦艦ヤマト」のTV版として制作されたものだが、「さらば宇宙戦艦ヤマト」とは別の<作品世界>を作り、<ファンの熱い要望により>などという錦の御旗を掲げつつ次なる儲けへの道筋を作ることが目的の作品だった。
きれい事を言えば、「さらば宇宙戦艦ヤマト」のラストをよしとしない松本零士の意向を強く反映した作品と言えなくもない。
制作に充てられた時間が少なかったようで、作画は総じて雑である。
「さらば宇宙戦艦ヤマト」で死んで行った主要登場人物のほとんどが生存する。
「さらば宇宙戦艦ヤマト」でのヤマトの役割を反物質生命体であるテレサが請け負って、ガトランティスの超巨大戦艦に特攻をかけて散った。かくしてヤマトも主だった登場人物も生き残り、別な作品世界が(強引に)作られた。
「宇宙戦艦ヤマト2」は「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」へと続く。「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」では、TVシリーズを放映していた読売テレビ/日本テレビを離れて、フジテレビでテレフィーチャー(テレビ用映画)として放映された。
驚いたことに「宇宙戦艦ヤマト2」は総じて視聴率が高く、29%を獲った回もあったという。
「宇宙戦艦ヤマト2」以降、「宇宙戦艦ヤマト」のTVシリーズ、映画はお金儲けを身上としてご都合主義を恥じることなく連発し、おのれの作った世界観をいとも簡単に破壊しつつ何本も作品が作られていくことになる。
「宇宙戦艦ヤマト2」の翌年には「宇宙戦艦ヤマトⅢ」が放映された。全52回放映の予定だったものの、出来が良くなくて、視聴率不振となり、25回で打ち切られた。
で、1984年の「宇宙戦艦ヤマト 完結編」で「ヤマト」はいったん収束する。
単純にいうと儲からなくなったから、終わった。


放映から38年。「宇宙戦艦ヤマト」に
インスパイアされた創り手たちの手で
「宇宙戦艦ヤマト2199」が生まれた。


2013年4月7日、「宇宙戦艦ヤマト2199」のテレビ放映が始まった。
そのクオリティの高さとおもしろさで、話題になっている。「復活篇」や映画館でのイベント上映に反応しなかったオールド・ファンにもアピールしている。

「宇宙戦艦ヤマト2199」は、かつて「宇宙戦艦ヤマト」を見て多大な影響を受けた創り手たちが集い、オリジナルへの敬意を払いつつ、2013年の視聴者に合うようにアップデートした作品作りに成功した。
とくに、画作りは大きく変わった。
古代進主役の旧作から群像劇へとシフト、ガミラス側の描写にも厚みがあって物語世界が豊かになっている。
また、「機動戦士ガンダム」、「エヴァンゲリオン」というSFアニメの進化を踏まえつつ、「Battlestar Galactica」が描いた人物造形、宇宙空間の戦闘シーンを吸収し咀嚼した描写が見られる。

さて、Amazonのレビューの話である。
Amazonのレビューは9割がた割引いて読む。または、「行間」を読んで判断するのがよい。
ネガティブなレビューの大半は、「自分の好みに合わない」だとか「作品を読解する力がない」という人が感情に任せて書いているようなものだ。
「宇宙戦艦ヤマト」のファンにはある時期から時計が止まっているひとが少なからずいる。それはよく分かった。こういう人は、黙って旧作のブルーレイボックスでも見ているといいと思う。
彼らは己の中にある「ヤマト」を見ている。いや、旧作を見て熱中した想い出を見ているのだ。しかもそれは、想い出のなかで美化されたものである。
「新しいヤマト」は到底受容できないようである。

私の時計は動いている。
だから、「宇宙戦艦ヤマト2199」を心底楽しんでいる。





77 件のコメント:

  1. その通りだと思います。 クオリティーが違いすぎる。

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  2. 初めまして。楽しく読ませていただきました。「さらば」が小6でしたので、いくらか年下になるのでしょうか。「さらば」がボクにとっては始まりでした。
    さて、「2199」ですが、楽しんでいます。よく考えられてるなあ、というのが感想です。土方さんや山崎さんの扱い方、山南さんや平田さん、北野までとキャラクターをよく作り込んでいる感じがします。ガミラス側も上手ですね。シュルツの出し方は「やるなあ」と思いました。デスラーも山寺さんがノってやっているのが伝わってきます。新しいデスラーを作り上げようという意気込みが感じられます。
    8月24日の第七章の劇場公開に行ってみようかと思っています。

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  3. > さて、「2199」ですが、楽しんでいます。よく考えられてるなあ、というのが感想です。土方さんや山崎さんの扱い方、山南さんや平田さん、北野までとキャラクターをよく作り込んでいる感じがします。

    「宇宙戦艦ヤマト2199」で気に入っていることのひとつが、「さらば」以降の設定や人物をうまく取り入れていることなんです。作品世界に厚みが出ますね。ガトランティスが辺境の蛮族扱いなことにニヤリとしました。出渕総監督は「さらば宇宙戦艦ヤマト」否定派なことを思い出しました。
    また、今回はガミラス側も丁寧に描いていて、いいですね。

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    1. ガミラスが出てきた時にはビックリしました。
      ウチの中三の息子も一緒に見ています。気に入ってみているようですね。
      ウィキペディアはボクよりもよく読んでいます。
      ヤマトの台詞もガンダムのように名言になっていくと楽しみですね。
      「 死中に活を見いださねば、この包囲を破ることはできない」
      長いかな。

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  4. 1987年生まれ(25歳)です。
    小学生のころ、親が録画していたさらば宇宙戦艦ヤマトを何度も見るうちにファンになりました。
    TV版もBS再放送で見ています。

    ヤマト、海中へ侵入から、浮上、波動エンジン全開で離昇してゆくあのシーン。
    ヤマトのテーマが描写にマッチし過ぎていて、これを見ると奮い立つ感じがしますし、それは、このアニメに知り合えてほんとに良かったと思う瞬間でもあります。

    そんなヤマトが2199としてリメイクされたことは自分にとっても嬉しい限りで、
    看護師は無駄に巨乳ですし、女飛行士は出張りすぎな気がしますが、そんな違和感を補って余りあるクオリティーの高さで2199は激アツです。


    今の世代にも、少しでも宇宙戦艦ヤマトの感性が伝わればいいなと思います。

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  5. 2199を見るたび、ヤマトにある根幹をスタッフが理解せずリメイクしているのに落胆し今は見なくなりました。
    絵や細かな設定の矛盾がヤマトの全てではない事を今、2199を見て賞賛している人間には理解できないのでしょう。
    「原理主義」などという言葉でしか批判する事ができない方は全話を見直し、大事なシーンでのセリフとその声優の演技、このアニメの主題は何かを感じ取ってほしい。なぜ無理やりリメイクしようとし、オールドファンが期待しているかを考えると旧シリーズのクオリティが・・・などといえないはず。

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    1. 「原理主義者」の取るべき道はシンプル。
      それは、「宇宙戦艦ヤマト2199」の批判に費やす時間があったら、旧作「宇宙戦艦ヤマト」のHDリマスターをひたすら見まくって、ご自身のブログに賛辞の言葉を綴る時間に充てればいいのです。もしかしたら、それを読んで感銘を受けた、同じような原理主義者で金持ちな篤志家が出資して旧作「宇宙戦艦ヤマト」を完璧にコピーした作品でも作るかもしれませんよ。

      私にとって、旧作はもはやどうでも良いんです。

      「宇宙戦艦ヤマト2199」は新しい作品として楽しく見ています。「宇宙戦艦ヤマト2199」は旧作の軛からも瑕疵からも解き放たれた作品です。オールドファンとやらのためになど、もちろん作ってはいません。
      このコメント欄では詳細を書きませんが、ヤマト同人誌ブームを知る者として、「2199」は「ファンの考えたヤマト」の匂いがしてニヤリとするんです。あと、海外の宇宙もの某傑作へのオマージュがあるなとか、そんなことを思いつつ鑑賞しています。

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    2. 旧作をリアルタイムで見ていましたし、何回も再放送を見て銀座の場末の映画館まで追っかけました。
      SFとしては当時から少し変かもと思いつつ、作り手の何かこう大人数でひとつの目標に向かって邁進する熱さが半端じゃなかったんです。
      2199を見ると絵が綺麗、物語も細部まで凝ってる。当時かっこよかった人は、新作になってもかっこいいです。

      旧作に夢中になった世代としては、これはこれで楽しみます。

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    3. 旧作、<思い出補正>はいかんともしがたいところがあって、できとしてはヒドイけれども、どうしても見ちゃう、っていうのはあります。
      困ったことに宮川泰の創った曲を聞いただけで、自動的に涙腺が緩むという困った事態になっていまして。

      それとは別に、「宇宙戦艦ヤマト2199」は単純に面白く、思い入れできる良い作品です。

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    4.  dvd・bdが各巻爆売れで4万枚近く売れていて、その購入者の多くが中年以上の古参ファン。そのことから「2199スタッフは旧作の事を分かってない」とのたもう自分が実は一番旧ヤマトを理解していない、勘違い原理主義者であることに気付きましょう。
       
       旧ヤマトファンはアニメオタクの元祖だと言われている。ズサンな設定を仲間内で解釈し発表したりした人々が爆発的に生まれブームを作っていったから。
      細かな設定変更を「なんで余計なことするんだ!」と言うだけで「どうして変えたのか?」と考えない人は「オタク」とは呼ばない。今風言えば「ニワカ」というところか。

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  6. ほぼ私と同視点の記事だと感じました。

    私ももちろん旧作を愛していますが、それはあくまで思い出。
    ヤマトならずとも、ウルトラセブン、仮面ライダー、いろんな作品を見返してみて、「大人になった自分が鑑賞するには、もう耐えられない過去作品」であることを自覚した体験があります。
    他にもかっこいいと思っていたアニメOP曲が、今聞くととてもへたくそだったり、伴奏がしょぼかったり...という苦い体験も。
    というか子供のころは歌唱力などを判断する能力がまだ無かったってことになりますか。

    今旧作を見たうえでそれでも旧作だけに固執できる人って、ひょっとして鑑賞能力が子供のまま成長してないんじゃないの?と心配になったりしますね。

    もちろんダメダメなリメイク作品は大量にありますので、そういうのは私も旧作側に軍配を上げ続けていますけど。


    旧作を愛する気持ちは残したまま、自分の中の補正をリセットさせて、さまざまな続編・リメイク、リスタート作品をできるだけ初見の気持ちで公平な目でみるように心がけています。


    ヤマト2199とても考えられて制作されていると思います。
    私の中では高評価で毎週楽しみにしております。



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  7. ステマ乙です。
    家族全員殺されても嫌に達観して悟っている
    はなから厭戦気分の主人公が主役の戦争ものなんて誰も
    見たくない。
    群像劇やりたいなら戦争でない平和の中でやれと
    上の世代は今土器とは違って
    絵や演出など見てないわけですよ。もっと奥の深いテーマやメッセージ性
    を見ている。金のかけどころが違うんですよ。

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    1. 自分の意に沿わない意見には「ステマ」ですか。便利な言葉ですね。
      まあ、「宇宙戦艦ヤマト2199」のビジネス的な成功を祈念していますよ。これに続く良質なアニメができることを期待して。

      > 上の世代は今土器とは違って絵や演出など見てないわけですよ。もっと奥の深いテーマやメッセージ性
      を見ている。金のかけどころが違うんですよ。

      「テーマは愛」ですか?「おれたちは愛し合うべきだったんだ」ってやつですか。
      お涙頂戴と御都合主義で登場人物を殺したり復活させたりした作品に深遠なテーマが?
      私は、テーマ見たさに見ているわけではないので、どうでもいいです。
      繰り返しますが、ヤマトは旧作のソフトが用意に入手できるので、それを繰り返し楽しんだらいいと思いますね。

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  8. みたまんまの部分しか評価できないほうが子供でしょ
    家族全員殺された男が敵と分かり合えるなんて
    考えただけで家族愛が乏しくて、ぞっとします。

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    1. 下に書き込んだ大学生です。長文失礼します。
       あなたの言う家族愛ってなんですか?敵を皆殺しにすることですか?
      2199でも家族への愛は散々描写がされてるでしょう。古代はお兄さんの事を何度も思い、「仇をとる」といって冥王星基地を攻撃しましたよね。あれで古代の中では心の整理がついたのです。
      島「仇が取れたな」
      古代「ああ。……やったよ、兄さん……」というセリフがそれを物語っています。それ以降は「ガミラスに怒りをぶつける」から「地球を救う」という兄の想いを継ぐ事を目標にしています。これは艦長や真田さんとの会話から観て取れます。

       後にまた家族を殺されガミラス全体を恨んでいる事は古代自身そう言っています。ですが、心の整理がついた古代は捕虜への報復が何の意味もないことを理解しています。そして尋問してみてその捕虜とは気が合いそうだ、と思っている。
       一方で島や山本は「ガミラスはみんな悪魔だ!」と捕虜と会話すら嫌っている。この二人はまだ心の整理がついていないからです。古代には「冥王星基地」という兄の明確な仇がいましたが、この二人にはそれがないためこの時点では「ガミラスすべてを憎む」しか心の均衡を保つ術がなかったのです。(その後二人も憎しみに整理をつけるシーンがちゃんとあります。)

       この対比です。人物の心の描写と同時にガミラス人とも理解しあえるかもしれない、という流れが出来たではありませんか。
       旧作の古代はガミラス人を皆殺しにしてからあまりの惨状に「我々は戦うのではなく、手を取り合うべきだった」と後悔し泣きますが、2199ではもうすでにガミラスともお互い理解しあえる、という事が分かっているのです。

       家族愛は例えば「徳川機関長の孫娘の写真自慢」「沖田艦長の死んだ息子夫婦の写真をじっと眺める」「ドメルが死んだ子供と奥さんの写真を静かに眺める」「シュルツが娘のビデオを繰り返し観ている」シーンなどで両陣営何度も描写されています。これは同時に地球とガミラスのメンタリティが同じであることも表しています。先ほどのお互いを理解できるという事の裏付けでもありますね。
      まさか「この人たちだけでは分からない、全員分見せろ!悲壮感が足りんウンヌン」なんて言いませんよね?当然他の人物も同じように思っている家族がいるのだろう、と想像できますよね?

       「互いに愛するもの信じるものがあるから戦うのだ」「それゆえに戦いは哀しい」というヤマトのテーマをしっかり、そして旧作からさらに昇華して受け継いでいますよね。
       あなたはみたままの変化ばかり気になり、「批判すること」に夢中で「なぜ旧作と表現を変えたのか」など考えもしていないのではないですか。
      「セリフの行間を読む」とか「この人物の反応はどういうことか」読み取れていないのではないですか。
      「見た目が違う」ことに踊らされ本質を見切れずに評価しているのではありませんか?

      例えば広島の原爆被害者が「アメリカ」は嫌いでも「アメリカ人」すべてが憎いか、といばそうではないでしょう?アメリカの人々に核廃絶を訴えて平和に暮らそう、と言っている被害者の方は家族愛が乏しいのでしょうか?
      戦争をした国家とも平和共存を目指す、そういう意味でも2199はより日本人的なリメイクがされているのだと私は思います。

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    2. だ、か、ら、人間性にリアリティがないって言ってんの!
      もう旧作と比べてどうこうって話じゃなくて、
      1新作としてみて開いた口が塞がらないほどの駄作だと言ってんの!

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  9.  こんにちは。
     さわやか「妄言録」などとは、とんでもないことです。妄言どころか正論。
     根本的に同意見です。

     ヤマトの相次ぐ続編には、私も猛烈に批判的。
     金儲けの狙いが丸出しなのは、興行主として仕方ないのかもしれない。しかし、自分の作った世界観をぶち壊し、物語世界の質を著しく劣化させたことは否定しがたい事実だと思っています。
     
     論より証拠、ヤマトファンの少なからぬ人々が離れていってしまったではありませんか。
     それに輪をかけた原作者・版権をめぐる一連の醜い「大人の喧嘩」。

     私は旧作(TV第一作)原理主義者ではありません。
     新しい時代に合わせた新しいヤマト「ヤマト2199」を心底、理屈抜きで喜び、楽しんでいます。

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  10. ブログ楽しんで読ませて頂きました、今年22歳になる大学生です。
    ヤマト(松本作品全般)は57歳になる父の影響で小さな時から何作も観てきました。
    2199も親子で楽しく観ています。母は呆れ気味ですがww

    群像劇を否定されている方がいますが、群像劇とは非日常の中でこそ輝くものではないでしょうか?
    出会いと別れ、戦いと融和の中で様々な想いが触れ合い、ぶつかり合う。一人の主人公に物語のすべてを背負わせるのではなく、何人もの主役たちが苛烈な時代の流れの中でそれぞれの想いを胸に生きている。そうした方がキャラクターの個性も物語としての深みも増えるのではないでしょうか。青春群像よりも生き死にを賭けたストーリーほど個人の葛藤を強く表現できるのだと思うのです。

    旧作はその「様々な葛藤」を古代に集め過ぎたため、人格の統合性が図れずにキチ○イのような行動が目立ちますよね。子供の時はそんな風に感じませんでしたが、2199放映前に家のDVDを見直したところ「……う~ん」とうなりたくなる点がいくつも有りました。
     理不尽に部下を殴ったり、将棋に負けた腹いせに会議で島を馬鹿にしてケンカしたり、捕虜を仇だと殺そうとしてその後「仲良くしよう」唐突に言ったり。挙句ガミラスでジェノサイド起こして「こんなことしたくなかった!勝利なんかクソ食らえ!」と泣きだしたり。統合失調症ではないかと疑いたくなる行動ばかり。他のキャラもえらく唐突にキレたり、かみ合わないセリフだったり……。
    (もちろん古い作品は他のアニメも大抵キャラが頭おかしいのですが……)
    2199では古代一人で描いていた葛藤を分散し人物の意思思想、そして全体の雰囲気をより深く設定し直しているという印象を受けます。
    例えば
    ・ガミラスへの怒りは「島」「山本」の両名に分散
    接敵の度に戦いたがると「南部」航空科のリーダーとしての「加藤」という個性も付加または強化されることで古代が話ごとに違う主張や行動を取る奇行も抑えられている。これらが分散し各人物の個性をより深め、物語にも深くかかわるようになっています。
    そして古代自身は「兄や沖田の意思を継ぐ」という一つの信念のもと行動する人物になっています。
    沖田も古代との会話を通し自身を見直す描写があり、すべての登場人物がお互いに影響しあい成長する姿を描いています。

    ・ガミラス側でもそれぞれの人物の思惑や思想、利益が絡み合いストーリーが進んでいきます。また細かな表情描写も素晴らしい。ドメルに空母三隻のみでヤマト迎撃させようとする副総統と親衛隊(ドメルが失脚すればデスラー派は安泰)副総統の「お前に精鋭部隊を用意した」(実際は新兵と老兵ばかり)とのセリフで親衛隊長が薄笑いを浮かべるシーンなどサラリとした描写ながらその人物の心中をうまくあらわしている細かな表現です。こういった細かな点にも力が入れられています。
    ・愛の描写も「恋愛描写」はもちろん「故郷への愛」「家族への愛」「仲間との絆」もきっち描かれています。そしてお互いに愛する物があるゆえに戦わねばならないという悲しみもしっかり描かれています。

    ヤマトは名作に違いありませんし、私も大好きです。ヤマト無くして2199どころかその後のアニメの大半は生まれなかったでしょう。ですが、やはり古い時代のモノで演出が未熟で今見ると唐突過ぎる愛だとか平和だとかいうセリフに違和感を覚えます。あと描写もズサンな箇所が多い。とにかく絵が動かない。人物の顔も各話で別人。スケスケネグリジェの雪が唐突に出てくるなど「エロさ直球とりあえず出しとけ」というお色気もある。「ヤマトは男の船!エロなんか要らない!女増やしやがって!」というお怒りを多く耳にしますが、昭和の他作品に漏れずヤマトも無意味なエロシーンが元々有りますよ。雪の下着inワープもそうですよね。

    一方で、赤く醜い地球、迫力の発進シーン、最愛の人の死、熱い友情や愛、男の戦い、哀しみ、そして沖田艦長のラストシーンなど現在過去未来でも心に来る名場面がたくさんあるのです。心の中で名場面ばかりフラッシュバックしているから2199が小手先のモノに見えるのではないでしょうか?2199は旧作のいい加減だった設定や人物を細かく再設定し出来るだけ矛盾を排し、さらにこの40年の中で培われたあらゆる映像作品の技術が終結しています。それはヤマトを観てアニメ業界に入った人々が自分の持ちうるすべてを使って『ヤマト復活』を目指したからにほかなりません。
    どうぞ今一度ご自分の目で旧作を見直して観てください。
    それでも「旧作は絶対のモノであり、ヤマトと名のつくものはこれ以外認められない」というならば、せめてご自身のの感性と人の感性は違うものだと理解して批判はやめてください。

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    1. 熱い投稿をありがとうございます。

      古くからのファンのなかには細やかな演出が理解できず、
      「我々は、戦うべきではなかった・・・・・・愛し合うべきだった!」のような、はっきりとしたセリフでしか良さを認識できない人がいるのかもしれません。
      きちんと言葉になっているセリフだけが崇高である、そう考える人がいるんじゃないのかと思ったりします。
      ご指摘のように、「2199」は細やかな描写が実に良いです。
      19話、ザルツ義勇兵とドメルたちのガミラス国歌斉唱の場面で自分が落涙するとは思いもしませんでした。

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    2. 長文失礼いたしました(汗

      私の父(57)も「すごい奇麗になった、最近のアニメすげー!」といつも楽しんではいますが「これどういう意味?」と細かな演出や謎を残す伏線?を観ると首をかしげています。特にユリアの状態について何度も聞かれました。「幽霊?二重人格?はっきり知りたい」あとヤマト正規クルーがなぜ死んだのかも分かっていなかったのには驚きました。一緒に見ていたのに。「いつ死んだ?そんなシーンなかったろ」モブのセリフは覚えられないそうです。
      仕事もバリバリこなしているのですが、そういった細かな機微に気付かない、忘れる、考えるのが面倒というのはやはり年なのでしょうか。

      「442」との名前が出た瞬間、私も「ああ!」と声が出てしまいました!バジル大作戦は観たことがなかったのですが、忠誠の言葉ではなくガミラス国歌を歌うことで証を立てる、というザルツ人の寡黙な意思表明に私もウルと来ました。日本の教員にも見習って欲しいなぁ(笑)

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    3. バカボンヤマト2199に大分汚染されてますな。

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  11.  はじめまして。ヤマトの初代をリアルに見ていた世代です。そして、その後のヤマトは見ていません。映画なり漫画などももそうですが、ある発表された作品があれば、特にリメイク作品には賛美する方も、批判する方もいます。「嫌い」なのは無視より結構なことです。初代作品とと2199を比較するページでも立ち上げていただければ、ありがたい。たとえば2199では初代よりも、敵将ドメルさんの気高さが光り、物語に深みを与えています。初代ではどうだったでしょう。もっと嫌な点が多い男のはず。
     2199、最初の頃は、ヤマト復活?チッ、またまた商業主義復活かと思い数回見ませんでした。しかしたまたま作品を見て、そして回を深めるにつれて魅了されました。これは近年まれに見る優れたアニメです。私も金銭面で用意でき次第、BDで全巻そろえようと思っています。ただ、作品の最後でやはりガミラスを滅ぼすのでしょうか...。初代のように。2199では1万隻の主力艦隊が宇宙に残留。ガミラスの政治体制を変えて、復讐のために地球を攻撃しないようにしなければ話は収まりませんね。いわゆる反体制派に統治させるのでしょうか。はやく視聴したいものです。老人なのに、子供のようにワクワクしています。初代で出てきた「反射衛星砲」を分析したエネルギー反射膜とやらが最後の最後に、唐突に出現しませんように..。

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    1. 投稿ありがとうございます。

      「宇宙戦艦ヤマト2199」のスタッフには志があると思います。それが感じられる良い作品だと思っています。
      再三の鑑賞に耐える作品でもあると思っています。

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    2. 志しがあるって?
      おかしいんじゃないの?
      志しあるならなんで2199って付けたの?
      マジで儲け主義がプンプンするんですけど~。
      麻原を崇めてる奴等と一緒やんかぁ。

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  12. 中学1年の時ヤマトpart1をリアルタイムで見た世代です
    男です
    宇宙戦艦ヤマトを初めて見たときのショックを
    今も忘れられません。

    当時十分に物心ついてた私はすでに
    アニメ特撮ファンであり
    (まだオタクは存在していない・・大学時代のマクロスからですね)
    当時リアルタイムでヤマトpart1を見て「クオリティの低いアニメ」と
    感じたことは全くありませんでした。
    それだけは確認しておきたいです。

    それは今とは違う環境(世の中)だからだと思います。
    今、見るのとは全く違います。

    最近、友人の男子が30代になって初めて旧作ヤマトpart1全話を見て
    彼(ガンダムマニア)がひとこと
    「期待してみたけど普通だったね。」と言った。
    内容が斬新ではないと言うのです。

    なぜか
    そりゃそうでしょう
    そこにあるのはいまは普通になってしまった全てが
    詰まっているのですから、今見たら普通なのです。
    普通に見えるから表層のアラばかりが目立ってしまうのです。

    ヤマト初回放送当時
    そもそも(ずっと)宇宙が舞台の話はありませんでした。
    26話一貫して大河になっているアニメもありませんでした。

    それまではほとんどのSFアニメは
    1話と最終回さえ見れば分かるものだけでした。(ガッチャマンやや例外かな)

    さらに
    1話や最終話でなくても番組放送途中でオープニングを削ってドラマが
    始まる番組なんてありえませんでした。
    それだけでどきどきでした。オープニングないぞってw

    さらに
    それまでのアニメは宇宙に行くのはロケット。
    敵(?)宇宙人は円盤でくるものばかり。

    それまで宇宙には上下がないから宇宙船のデザインは凹凸の少ない
    ものでした。もちろんそうでないと動かせないからですね。

    ヤマトから、初めて宇宙に上下がはっきりできたのです。
    ヤマト以降宇宙船のデザインは上部にはっきりと
    艦橋をつけるようになりました。
    そう、ヤマトから宇宙を飛ぶ船が「艦」になったのです。
    ヤマトやアンドロメダのデザインが当たり前に見えること自体
    もう驚きが普通になってしまったことなんです。

    当時のとある雑誌記者が
    「ヤマトとコスモゼロはどちらも宇宙船じゃないか
    その違いはなにか。」
    と真面目に尋ねています。(多分「零時のメカゾーン」よりかな?)
    当時はそれくらい今と認識が違うのです。
    小さい船でも飛んでいけるじゃないかと・・
    で、その大きな船と小さな船の役割分担も含め
    アニメに一切出なくても
    色んな設定に凝るのもこのヤマトからです

    それまでの宇宙船はすべて操縦席、もしくは操縦室でした。
    大きくてもまあジャンボジェット(例えがまた古いw)のような
    数人の操縦士が接近して座るというものでした
    それがヤマトでは「艦橋」にななったのです。

    広い!とにかく無駄に広い。ありえないくらい広い。
    何のためにこんなに広いんだろう。
    艦橋の後ろから前まで10歩ぐらいはありそうです。
    当時すごく広い艦橋はかっこよすぎて鳥肌でした。
    オープニングで艦橋を「後ろ」からゆっくり見せるのは
    それが画的に脅威だったのです。

    今見ても何も感じないでしょう?
    こういう感覚は若い方々にはわからない事でしょう。

    もちろんアニメです
    いろんなアニメでも1話とかその近辺だと
    良く動くのですが
    ロボット以外でまともにメカが動くアニメは皆無に等しく
    まずピクリとでも(あの複雑な)ヤマトが動くと
    もう感動でした。

    その当時のほとんどのアニメは
    複雑なデザインが回り込んだりすることはありません。

    冥王星ではヤマトは沈没するはひっくかえるはで動きまくり
    しかも設定書通りに冥王星の波しぶきがたちます
    反射衛星砲発射後に波しぶきのまま氷つきます
    こんな異常なリアリティ
    ガンダム1話の有線ミサイルまで体験できません。

    七色星団ではタイガープロが必死で
    全てのメカをこれでもかと動かしています。
    この回のためだけにメカが手描きでバリバリ動いているのです。
    近年のアニメでも
    めったに見られないものです。

    あの複雑なデザインが動いているのです。
    今や手描きで美しく動かせる人は少ないのかもしれませんが
    映画ではなく
    テレビシリーズであの複雑なデザインが動いているのです。

    さらに
    強力な武器を使うときは
    その発射プロセスを丁寧に見せるなんてありえませんでした。
    それまでのアニメは
    使う前に強力さを誰かが訴えて
    あとはいちかばちかボタンを押すだけです。
    タイムボカンシリーズの「ポチッとな」は
    そういう過去の良き時代のSFアニメパロディなのです。

    当時中学生の私は
    ヤマトを録音(録音ですよww)して
    波動砲発射をテープが擦り切れるほど聞いたものです。
    なんといっても発射のとき一瞬無音になるあの1秒に
    本当に痺れていました。

    「エネルギー充填120%」120%って何w!すごい!ww
    初めて聞いたときは本当に驚きました。
    今では聞いても何も感じない(もしくは笑)ところが大興奮だったのです。

    画は確かに当時の東映アニメのキャラは崩れないし美しく安定
    していました。
    おなじ松本キャラの「ダンガートA」は確かに線は細く
    ダイナミック系の流れをくむ美しいものでした。
    しかし巨大母艦ジャスダムはピクリとも動かず。
    発進のプロセスは記憶ですが止めセルばかりだったような気がします。
    まあ、そういう印象しか視聴者に与えない枚数の少ない演出でした。
    (記憶ですので間違っていたらごめんなさい)
    まあロボットは動いてもそれ以外が・・

    一つメカの爆発があるとその裏焼きが次に入るというのが当たり前
    ヤマトは作品の性格上画が雑でも意外と繰り返しが少ないと思います。
    (あることはありますがw)

    さらに
    戦闘の際に回をまたいで詳しい作戦を立てて遂行するというのも
    ヤマト以前にはありませんでした。
    ほとんどのアニメがその回こっきりの作戦で(もちろんヤマトもそうだけど)
    だいたいが「いちかばちか」でしたから

    ドメルが作戦の場所を選ぶなんて
    「ガリマリウスの三つ子星団」
    「ポジ星系の重力星団」をボツにするとこなんざ感涙ものです。
    タイトルが「ドメルの挑戦状」ですから
    挑戦状だけで、戦闘がないのにそれで1話費やすなんて!
    どれだけわくわくしたものか。

    七色星団の大戦闘の前の回で
    戦闘ではなく空母が集まるところもキッチリメカを動かして
    非常に丁寧に描いています。
    こういうところに気が回るのがすごいですよね。

    2199ではガミラス側のドラマがめいっぱい詰まっているので
    そういうところはオミットされていますが
    逆に考えてみれば削除されて当たり前のシーンが
    きっちりメカ動画バンクなしで描かれているんです。

    (空母集合のとき色違いの各空母に違う艦載機が着艦だから
    バンクの使いようがない・・すごい
    しかも円盤ならふぁわっと飛んで作画も楽なのににわざわざ
    ランディングギアで甲板を滑走させるし)

    瞬間物資移送機も建設途中が描かれているし。
    メカSFは当時、選択の余地がなかったから
    もうメロメロです

    ロボットやヒーローものを除けば
    ヤマト以前のSFアニメだとガッチャマン(ヒーローものか・・)
    とかキャシャーンぐらいでしょうか。
    SFアニメってこれくらいですからね。
    宇宙大作戦やサンダーバードを見てきた子供は
    ヤマトにハマる訳ですね。

    こんな時代に異次元から突然ふって湧いたように
    登場したヤマトは
    その後のアニメの当たり前が
    あまりにもいっぱい詰まっているのです。

    デジタル作画の今の感覚で
    ヤマトは絵が汚いクオリティ低い
    ストーリーが強引とか言っても
    そういう時代ですから少々は当たり前の話です。

    そういえば1話で沖田艦戦闘で人が吸い出され遮蔽が閉まるとか
    ハードな演出で話題になりました。
    今では何とも思わないでしょう、
    もう当たり前の演出ですから。

    まだいっぱいありますよ。
    当時はじめてでいまは当たり前な演出とか設定。

    だれかまとめないかなぁ

    どう考えても
    初見でこれほどまでショックを受けた数が
    多いアニメ作品は
    ヤマトpart1と
    ガンダムpart1ぐらいです。

    2199は私たちリアルタイム世代がヤマトpart1で見て感じたことを
    脳内変換して美しく脳内細胞に温存していたものを
    具体的に作ったものですよね。
    2199は手放しで喜んでみています。
    リアルタイム世代でも色んな感じ方はあっただろうから
    いろんな作り方はあると思います。
    しかし2199は最大公約数的にも
    あまりにもよくできていると思います。

    ヤマトpart1は
    ほんとうに凄まじいアニメです。
    クラスで何人かのSFファンの間で
    もう毎週話題騒然でした(誇張でなく)。
    分かっていただけると嬉しいです。

    再放送の時
    ビデオがないからテレビ画面を写真で撮って
    録音してセリフ全部拾って
    写真構成のヤマト最終回の
    ストーリー写真本(1枚50円もした白黒コピーで作った本)を
    作ったりしていました。

    そんなことをしたくなる
    ものすごいアニメなんです。
    クオリティは低くないと思います。ww

    (そもそも「アニメ」呼称はヤマトからですよね。
    私も当時「テレビまんが」になじんでいる世代。
    ヤマトは当時すごい「テレビまんが」だったのです。
    この一作が時代を変えるほどの力があったのです。)

    2199はできれば26話まで地球に帰らないで
    放送延長、または休止して半年後
    地球までの帰還をあと2クールでゆっくり見せてほしいです。w
    それがリアルタイム世代の私の願いです。

    あーーーまだしゃべり足りない
    ヤマトpart1はすごいんだってばw
    2以降は別ですww

    長々とごめんなさい

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    1. ヤマトに対する熱い思いを書いていただき、ありがとうございます。
      ヤマトは今に続くアニメブームを創りだした作品だと思います。
      あの熱さは時代のなせる技であったとも思います。

      若い人にとっての「宇宙戦艦ヤマト2199」がすごい作品であることを祈ります。もしかしたら、視聴者のなかに、触発されて次なるヤマトを創る人材がいるかもしれませんからね。

      削除
    2. 「瞬間物質移送機」でした
      単語訂正しますw

      クオリティが画質と訳されるのであれば
      ヤマトは確かにセル汚いですよね

      それもそのはず
      第一話のセルの撮影台は
      なんと畳の上だったそうです。
      その環境で
      よくぞたったあれだけのゴミで済んだものだと
      感心されていたそうです。
      職人芸ですね

      さらに
      普通はオープニングやエンディングはフィルムをコピーして
      テロップだけ乗せ直すのですが
      ヤマトは全部一回一回撮影していたのは有名ですよね
      人件費を考えなければ、きっとそのほうが安く済むのかな

      OP,EDは
      いま発売されているものは
      過去の情報をもとに再現しているので
      いくつか同じopもありますが
      実際は全部違うそうです。
      改めて見てみると
      opもedも背景や移動のタイミングが微妙に違って
      繰り返し見ても飽きません笑

      沢山の逸話と伝説だらけのPART1
      35歳だった松本零士先生の最高調の才能と
      沢山の天才的才能が集まって完成した奇跡的作品ですよね。

      夕陽にそびえる赤錆のスクラップのヤマト
      松本先生が仕事を受けたとき一番初めに浮かんだ画だそうです。
      確かに実写版も2199も全てでキーとして扱われる
      絶対に変わらないイメージ

      私はPART1は何度も見ていますが
      クオリティは高く飽きません。
      やはり凄いアニメだと思います。

      2までは好きですよ
      2の土星海戦のガトランティスと地球艦隊の艦隊集結は
      燃えます。
      アンドロメダが手描きできちんと動くところは今見るとすごいですよ。
      他のアニメではありえませんから。

      ザ・ウルトラマンのウルトリアも同様のぬえメカですが
      ぜんぜん動かないしW

      ぬえデザインの大艦隊がばんばん動くのは快感です。
      デスラー脱走も最近やっと発売されたディスコヤマトの
      デスラーのテーマに乗って最高に盛り上がります。

      さらばも大好きですね
      デスラー登場や都市帝国出現は(必ずモノラルで聞くこと
      ステレオはタイミングが違う・・今は亡きVHD版ですね)
      もう画が音楽に乗りまくりです。

      2は艦隊戦がさらばときちんと描き分けているところがいいですね。
      地球艦隊の拡散波動砲は2の方が強力ですからW

      ああああ
      きりがない

      長々とすみませんでした

      PART1だけで何時間でも語れる男より
      2199に栄光あれ

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  13. 宇宙戦艦ヤマト2199で7月から流れ始めた新op…
    2ちゃんねるでは、
    糞曲キタ━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━!!!!
    とか言われてますけど(笑)、ここの皆さんはどう感じてるのだろうか(?_?)

    返信削除
  14. 47才、ヤマトの最初のシリーズは、ハイジを見ていたのでリアルタイムでは見ず、再放送でファンになり、「さらば」で子供ながら感動したものです。

    今回のシリーズとても楽しんでいます。前のと比べて、設定がより突っ込んだものとなり、数段上の作品になっていると思います。また絵いいです。 先日、ドメル艦隊 5隻が旅立つシーンで、第一空母から第三空母が並んで進行するところを後ろからとらえた絵は、正直感涙ものでした。あのようなシーンを作ってくれる今回のスタッフの方たちは、旧作に対して非常に高いリスペクトを抱きながら作ってくれていること間違いないと私は思います。

    旧作からの「改悪」といった「旧作」第一主義の方、是非、しっかり見てください。

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  15.  先日「機動戦士ガンダム3めぐりあい宇宙」を見直しました。そこで愕然としたのは、画と動きのクオリティの低さです(知らず知らずにUC並のクオリティを求めてました)。
     毎週の放映に追われ、作画監督が倒れる中で放映スケジュールの短縮/打ち切りに会うという修羅場だったTVシリーズの落とし前を付けるために、全編の70%を新作作画するという前代未聞の作り方をしたおかげで作画/動画ともクオリィティが格段に向上した劇場版ガンダム第3作。
     ストーリィも無駄な部分が刈り込まれ、既にファースト・ガンダムは劇場版3部作がデフォルトと化した感があります。
     しかしその劇場版第3作ですら現在の目で見るとアラが見えてしまう事実に愕然としました。
     作品はそれが生まれた歴史的/社会的背景を考慮せずして、真の評価は難しいと思います。
     初代TVシリーズ「宇宙戦艦ヤマト」はそうした視点に立って見る時、その価値はいささかも減ぜられることのないものであると思いますし、それはアニメという表現媒体が今後も日本で生き延びるのなら、決して存在を忘れたり軽視して良いものでもないでしょう。
     しかし純粋に「2013年の視聴に耐えうる作品であるか?」という命題には、明確に「No」でしかない事もまた冷徹な事実だと思います。
     その意味では「ヤマト2199」は設定/作画/物語など各分野でその「解像度」をブラウン管レベルだった初代からハイビジョン・ディスプレイ・レベルに大幅に格上げした「2013年のヤマト」なのだと思います。
     そうしなければ「宇宙戦艦ヤマト」というコンテンツを2014年以降も生き続ける事は出来ないほど、初代から復活編までの流れでコンテンツ価値は消耗されつくしたと思います。
     実際に「ヤマト2199」という作品を、「宇宙戦艦ヤマト」というコンテンツが辿ってきた歴史的背景をまったく無視して鑑賞しうるかと言えば、これまた現実的には難しいのでしょう(特に初代以来親しんできたオールド・ファンにとっては)。
     それでも「宇宙戦艦ヤマトを2014年以降も生き続けられるものにする」ために今回「2199」のスタッフが注入した労力を、僕は評価します。
     後は物語の解像度を上げるために加えられた改変を上手に着地させて欲しいのと、それでもオープニングは前の方が良かったなぁ。新しいのは純粋にカット切り替えがあまりにせわしなく感じます(^_^;)

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  16. ヤマト大好きですね。小学生から中学の頃の私の思い出ですね。
    当時私の家は、父親が夜7:00は、NHKのニュースの時間、アニメなんて見せない
    勿論テレビも茶の間に一台、7:30から許しがでて・・・侍ジャイアンツが終わり宇宙戦艦ヤマトが始まった。あの冒頭の始まりかた(今までのアニメと違う感じで)心を奪われた。森雪、スターシャの女性の描き方、松本零時独特の感じにハマった。
    当時ビデオデッキなど所有?製造?ひたすら音源をテレビの前にラジカセを置き静かに録音、家族に迷惑かけてた(それでも上手く行かずたまに人の声が)夕方5時?に再放送されるころには自分専用のテレビの音源も録音出来るラジカセで毎日録音。雪のワープシーン、透け透けネグリジェに黒下着もしっかりチェック小学生には刺激大?
    映画館も1人で入ったのもヤマトがはじめてかも、 

    中学3年の時、映画封切前夜オールナイトニッポンでヤマトSP聞きながら寝ずにそのまま映画館にもいったなぁ~西崎さん宮川さん松本零時先生が生でトークして

    こちらの映画館では2199上映してなくてもっぱらTV版、ネットでしか楽しめないですが、妻に内緒でブルーレイ購入計画中です。

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    1. あの頃のラジカセ、ライン入力という手段がまだ使えず、テレビの音をそのまんま録音するって、よくありましたね。簡単にHD画質の録画ができる時代が来るとは思いませんでした。
      ヤマトの音を録音していた人って、たくさんいたかもしれませんね。
      オールナイトニッポンのヤマトSP、ネットの某所で久々に聴取しましたが、生のラジオドラマは緊張感があって引き込まれます。

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    2.  あの「波動砲、発射!」で、タイコが「どーん」っていう、伝説の奴ですか?(^_^;)

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  17. 後から創ったものはクウォリティーが高いのは否めない。それに当時ヤマトは実験アニメだった。つまり、これからのアニメのために実験台にされた。その為にいろんな事が試された。ヤマトは好きだったが、嫌いだった。何故あそこまで強いのだ?何故一切勝てなかった戦艦がことごとく沈められる?この点が納得いかなかった。それらの事に目をつぶり見ていた。回を追うごとにお笑いの乗りだったな。作品というよりは小道具の使い方を見ていた感じだった。

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  18. 『クオリティーか良ければ、いい作品』とかいっていること自体、的外れ。オリジナル当時のクオリティーが低いとか、平均よりいいほうだよ。(単に作画だけで評価しているのが間違え。アニメの表現は作画だけじゃないだろうにw)
    『彼らは己の中にある「ヤマト」を見ている。いや、旧作を見て熱中した想い出を見ているのだ。しかもそれは、想い出のなかで美化されたものである。「新しいヤマト」は到底受容できないようである』というなら、そもそも、この主のいう、『クオリティーの低い作品に固執して、そのリメイクだかリブートだかの作品を作る。』こと自体、『時間の止まった』『自らのオリジナリティーのかけらもない。』アニメであるわけだが、そんなことには言及しない、『狭いボヤけた視野で、自分の感触のいいアニメを批判されたことに不快感をもっただけの、批判に対する批判』をして、『自己正当化』しているだけの文章。
    ヤマトの核は、『人格の希薄さ』でも、『上辺のヒューマニズム・人間愛・友情』でも、『メカは大事で傷つけちゃいや~。」というコレクター指向でもない。
    『多くの犠牲をだし、船体が半分なくなっても、前に進む不屈の精神』こそ、”人類の希望”たるヤマト以外なにものでもない。
    ところが2199は。古代は、ゆとりよろしく、興味のないことには、始終ぼんやりしており、森雪は、多くの将兵が戦死している囮作戦を嬉々として『作戦成功です!』と報告し、あからさまに戦死者の家族であろう古代に逆切れをする人格破綻者(いうに事欠いて、記憶喪失を理由に逃げている。)沖田艦長も、事前に火星沖海戦で、自軍のビーム主砲がガミラス艦艇に効かないことを事前に知りながら、艦首衝撃砲の使用や雷撃戦の指示など、工夫もなく、いたずらに将兵の命を無駄にしている愚劣指揮官として描かれている。島は、古代以上に『父親の戦死に必要以上に固執していたわりに、なし崩し的にガミラスとのとこはなかったこと』にしているし、イズモ計画派の連中も、『人類のため』という信念を持ちながら、命かけてまで叛乱するつもりもない。(総じて、極限状況下での人間の行動原理として、全然練られていないどころか理解もしていない。)
    メカに関しても、人智を超えた未知のエンジンである波動エンジンは、スクーターのスターターよろしく簡単にかかるは、波動砲は単なる『陽子バースト』原理にテクノロジーの劣化をさせている。(2199の波動砲など、波動エンジンでなく、縮退炉で十分実用可能なメカニズム。)波動防壁などの新しいギミックも詳細な科学考証がされているわけではなく。単に『ヤマト傷つけなくな~い。』というガキの心理の補完にしかなってない。
    ガミラス側も艦艇の設定を変えてはいるが、別に旧ドイツ海軍艦艇をモチーフにしているわけでもなく、オリジナルの『旧ドイツ陸軍の同じシャーシに武装を変える事で、戦車・突撃砲・自走砲を使い分けた』ことをモチーフにして『同一船体に武装を変えることで、それぞれ駆逐型・ミサイル型・巡洋型に使い分ける』といった凝ったギミックもなく、単に今時のデザインにリファインしているに過ぎない。

    そもそも、40年もの時間を経ながら、『評価できるのはクオリティー』だけだなんて、それだけでもオリジナルに劣るって話。(40年以上経って、クオリティーが高いのは『当たり前』ことで、それを評価の対象にしていること自体、『時間が止まっている』のは、どっちのほうなのかね~?w

    ちなみに、最終章のキャラの作画破綻は、オリジナル並みなので、この人のオリジナル批判の論拠にはならんでしょうw

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    返信
    1. 投稿ありがとうございます。

      好きでもない作品を仔細にチェックして悪罵を書く情熱って、どこから来るのだろうと思いますね。
      これも、ファンの一種なのですかね。

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  19. はじめまして、検索でたまたまここを見つけました。
    2199は面白いと思って見ています。
    旧作ヤマトは、再放送後のブーム期に知りました。
    本放送では、裏番組見ていたので。
    当時は面白く見ていましたが、途中からなんかおかしいと思い始めていました。
    死んだはずの奴が生きていたりして、いくらなんでも無理やりだろうと。

    昔の作品が記憶の中で美化されると言うのは、実際経験があります。
    90年代の深夜番組で、古い特撮作品を紹介する番組があったのですが、
    あまりの子供だましっぷりに、「俺はこんな物を喜んで見ていたのか!」と、
    愕然となった事があります。

    「嫌いなら批判なんかしていないで見なければいい」
    こんな意味の事を、ガンダムの富野監督は何かで言っていました。
    全くその通りだと思います。

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  20. 2199、子供と楽しく見ています。
    懐かしい音楽と、懐かしいヤマトのフォルムを
    イマドキのアニメとして視聴できるなんて
    うれしいかぎりです。

    続編はないでしょうが、
    新しいヤマトの世界で、
    旧シリーズで一番好きだったキャラクター、
    サーシャ(娘)が幸せだったらいいなあ、
    なんて思いながら見ています(笑)

    返信削除
  21. 51歳のお父さんです。
    元祖は小学生のときリアルタイムで見ていました。

    戦艦のプラモ作りに熱中した当時、
    何気にガチャガチャとチャンネルを回すと、
    大好きな戦艦大和が地上を飛び立つシーンが、、
    今でも初めて見たときの大感動を覚えています。

    第一話から熱心に見ましたね。
    それまでのアニメとは一線を画する
    作品だったと思います。


    2199は録画して楽しみに見ています。
    映画やBRは見ていませんので毎回新鮮な
    気持ちで楽しめます。

    元祖をケーブルTVで見直したときは途中で
    挫折したけど(面白く感じない)、
    この2199は最高ですね。

    主人公やメカは無論、新しいストーリも
    戦闘シーンも素晴らしい。

    さらに、森さん以外の女性も素敵に描かれている。

    38年分の進化がはっきりと感じ取れます。

    残念なのは、高校生の息子には良さが分かって
    もらえないこと。

    ロボットや超能力(魔法)が出てこないからかなぁ。
    ロボットの白兵戦も悪くはないけど、
    対潜戦闘の方がワクワクするのは年代の違いですかね。

    息子が小さいときの写真やビデオを見て、
    「何もかも懐かしい」と何度となくつぶくオヤジです。

    そんな息子と一緒に
    何十年ぶりプラモを買いに行ったら売り
    切れで入手できず、残念。
    時間を見つけてあとで買いに行きます。

    同じスタッフによる続編を楽しみにしています。

    単純な感想ですが、もっと見たいです。





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    返信
    1. 投稿ありがとうございます。

      「宇宙戦艦ヤマト2199」、カッコイイんですよね、色々と。

      25話、デウスーラⅡ世を砲撃して殲滅するヤマトには感激しました。ビーム兵器ではなく、実弾というのが、実にいい。
      当たり前のことですが、ヤマトは戦艦だったなあ、とトンチンカンなことを思ったり。
      フラーケン(なんと格好いいんでしょう!)の活躍と藪の再登場には拍手を送りたいです。

      高校生の息子さんは、TV版エヴァすら古い世代ですよね。
      うーん。
      世代のギャップはあっても、2199のおもしろさは伝わると信じたいものですね。
      親子でヤマトのプラモ探し、いいですね。
      2199、ガミラス側の艦船がカッコイイですね。プラモ化するのでしょうか?

      > 単純な感想ですが、もっと見たいです。

      同感です。
      「2199」とは、そう思わせる力がありますね。
      正味22分くらいの長さにストーリーも画も情報量たっぷりで、ああ、もっと見ていたい、そう思わせてくれました。
      困ったことに、「2199」は続編ができようのない結末なんですよね。

      削除
    2. 「宇宙戦艦ヤマト2199」、TV放送が終わってしまった(;;)

      プラモデルはネットで買えることが分かって、調べたら
      来年発売されるすごい超合金ものの予約が受付が、、、
      悩んでいます。

      息子はTVエヴァ見たことないです。
      でも、ガンダムはガンダムシード世代ですが、
      ゲームなどのためかファーストガンダムも詳しいです。

      ちなみに、女房は、ヤマトもガンダムも興味なし、と言っていますが
      30年くらい昔の映画パンフレットやレコード、雑誌類を秘蔵している
      のを知っています。触らせてもらえないですが。

      どうも、元祖もの以外は認めたくないようです。
      2199を横目で見ながら、時々、細かいところで元祖と話が違うと
      突っ込んでくるのが、面白いです。

      そんなわけで、女房に内緒で息子を教育しようとしています。
      まずは、超合金かプラモか息子と相談します。

      >困ったことに、「2199」は続編ができようのない結末なんですよね。

      今日、最終話を見ました。なんとかなるだろうと、
      続編を期待しちゃいました。ゆっくりと待ちます。

      とにかくは、面白かったです。

      削除
    3. > ちなみに、女房は、ヤマトもガンダムも興味なし、と言っていますが
      > 30年くらい昔の映画パンフレットやレコード、雑誌類を秘蔵している
      > のを知っています。触らせてもらえないですが。

      アニメやマンガって、日本人にとってはもはや基礎的な教養なのではないかという気がします。
      「ファーストガンダム」を見て、戦争というものを知る、そういう発言はもはや奇異でもなんでもないですよね。

      さて。
      「宇宙戦艦ヤマト2199」は良いアニメだ。
      最終回を見て、その思いを強くしました。

      出渕裕総監督の演出は過剰を排し、抑制された描写に情感を込める形だと思います。
      旧作では台詞によって語られたものを、表情や演技に置き換えています。
      だから、そっけない印象は、たしかにあります。
      それでも、沖田艦長の死は胸に迫り、落涙しつつ見てしまいました。

      オリジナルに充分な敬意を払いつつ、まったく別の、新しい、おもしろい物語にして見せてくれたスタッフとキャストに感謝したい。

      続編ではありませんが、来年、「2199」の新作映画公開が決まったというのは、すばらしいニュースですね。
      これは、「2199」が多くの人に受け入れられた結果でしょう。
      楽しみができましたね。

      削除
  22. ちょっとだけアンチの意見も。
    まあ「さらば」とそれ以降のデスラーが好きだといえば「2199」に多少微妙な気分を抱くのも仕方ないでしょう。
    「時計が進む」のは良い事ですが「忘れえぬ」というのも悪くない物ですよ。

    あと一応「戦艦」のヤマトに陸軍機(「コスモファルコン=隼」)は勘弁して欲しかったなと。

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    1. 引っ越しに伴い、ネットにしばらく接続できない状況にありました。
      投稿ありがとうございます。「さらば宇宙戦艦ヤマト」がお好きなんですね。ほかのエントリーで書いたように、私は「さらば宇宙戦艦ヤマト」で白けちゃったんです。
      それでも「復活篇」まで付き合ったのですが…
      温故知新というのはありますが、残念ながら旧作「ヤマト」は賞味期限が切れてしまったと考えます。とくにテレビシリーズの粗雑さは目を覆わんばかりです。
      デスラーがお好きとのこと、となると「2199」のアベルト・デスラーは許容し難いでしょうか?

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    2. ご返信感謝いたします。
      まあリアルタイムで見ていたので「さらば」のメタ的あざとさに呆れたり
      1で完結と思った層が離れたのは理解しております。
      ただ当時として「さらば」単体は「ちゃんと畳まれた大風呂敷」だったと
      思います。
      何を言うにしても1が取りこぼした艦隊戦や波動砲より強力な敵と
      いうのは娯楽として胸躍るものがありましたし個人的にアンドロメダや
      白色彗星帝国艦艇は「ヤマト」シリーズのメカデザインの頂点だと
      思っています。
      話については「では『ヤマト』を全く切り離して『2199』と同じクオリティと
      メッセージを発信する事は可能なのか?」という点「「賞味期限切れ」と
      いう評価が架空ではないかという疑問があります。
      アベルト・デスラーについては「2199におけるガミラス戦争指導者というのはあれで正しい」という評価をしております。
      ひおあきらによるコミックスの「強者である恩恵は与えるので地獄に
      行く時は星ごとついてこい」なデスラーが1における理想形ですが
      アニメ版の「電波」、松本零士版の「(デスラー砲を反射されて)
      あ、かえってきた。うわ~ぁ(爆死)」がそもそもありますし。
      それに「名将」ドメルや「忠臣」タランと比べるとヒス副総統というのは
      不当に扱われてきた傾向は間違いなくあったので、そんな彼に
      脚光があたるのであればああいうデスラーが適切だったでしょう。
      むしろあえて2199で許容したくないという部分は「ドメルが名将である
      為にだけ惨敗する白色彗星帝国先遣艦隊」「ガルマン人である可能性が
      一切なくなったフラーケン」ですね、「先に続ける気はないのに美味しい
      所はつまむのか」と。

      余談ですがシュルツ戦艦(デストロイヤー2隻付属)、紫のドメル戦艦、次元潜航艇、ハイデルン型戦闘空母(ドメル円盤付属)、デスラー艦は
      各¥5000前後でバンダイから発売もしくは予定になっております
      (ひお版ドメル(作中ロメル)戦艦がシュルツ戦艦と同型だったので
      喜んで買いましたが……まあやはりニッチ層狙いの商品だとは
      価格&スケールから考えずにはいられませんでした)。

      削除
    3. 余談に反応して、少し。

      「宇宙戦艦ヤマト2199」の商品総売上は100億円に達するとの記事を読みました。
      これほどの巨大ビジネスができると、ニッチ層狙いの商品展開する余裕もできてくるのだろうと思いました。

      削除
  23.  自分は今高校生ですが、2199、嫌いです。



    こんなことを言って申し訳ありませんが、思った事を言いたいと思います。
      
     もちろん、旧ヤマトは2199以前から好きです。

     ですが、2199の若者に見て欲しいという思いで萌えキャラまで投入するのはどうかなと思います。  

     それより、他の作品の名シーンを投入したこと自体、疑問に感じません?


    かつてアニメ界に革命ををもたらしたアニメ界の金字塔が他の作品に頼るような状態は悲しいと思いません?

    いくら2199で感動しても、それが他の作品のシーンだとしたら、なんか情けなくなります。
     

     古代進も、謎の優等生になっており、沖田艦長も、独り浮いている・・・。

    とにかく、2199はメカや階級設定だけは進化している割に、人間関係などの脚本が劣化したような気がします。

     あのきゃぴきゃぴした女性クルーの様子から、今の平和な社会の実像が浮き彫りになっている気がしてなりません。
     

     自分は、旧ヤマトに2199は到底及ばないと思います。

    確かに旧作は作画が酷いです。しかし、人間設定など、描くべきものはしっかり描けていたと思います。

     

     昔、アニメ界に革命をもたらしたアニメ界の金字塔が、現代のアニメに埋もれてしまったのは残念な気がします。


     すみません。高校生と言いましたが、やはり旧ヤマトのファンですので、考えも昔になってしまいましたね。






     
     

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  24. はじめまして、投稿ありがとうございます。高校生の方が投稿してくれるだなんて、うれしい限りです。

    > ですが、2199の若者に見て欲しいという思いで萌えキャラまで投入するのはどうかなと思います。
    旧作「宇宙戦艦ヤマト」TVシリーズでは、ヤマトに乗り組んでいたのは森雪だけという点に釈然としないものを感じていたので、「2199」に女性クルーが多数乗艦するのはよかったと思います。キャラクターデザインはいま放映される作品としては当たり前だと思います。
    あと、登場人物は萌えキャラだったでしょうか。デザインはそれ風ですが、そうではなかったと思います。

    > それより、他の作品の名シーンを投入したこと自体、疑問に感じません?

    > かつてアニメ界に革命ををもたらしたアニメ界の金字塔が他の作品に頼るような状態は悲しいと思いません?

    > いくら2199で感動しても、それが他の作品のシーンだとしたら、なんか情けなくなります。
    これ、「2199」のなかのどの場面のことなのでしょうか。それで、何を真似したのでしょうか。
    それとも、「2199」が設定で「さらば宇宙戦艦ヤマト」以降の設定を取り込んでいることについて言及しているのでしょうか。

    > 昔、アニメ界に革命をもたらしたアニメ界の金字塔が、現代のアニメに埋もれてしまったのは残念な気がします。
    そんなものですよ。「タイガー・アンド・バニー」「魔法少女まどか☆マギカ」「進撃の巨人」といった10年に1本の傑作が続々登場するという稀有な状況下で、リブート作品「宇宙戦艦ヤマト2199」が放送されたのは喜ばしいと感じました。

    返信削除
  25. bobbieさん、2014年3月25日 17:56分に投稿したものです。

    > いくら2199で感動しても、それが他の作品のシーンだとしたら、なんか情けなくなります。
     
     説明が下手で申し訳ありません。たとえば、第6章でドメル艦隊が最後の出撃をする際、全員で国歌を合唱するシーンです。
    あのシーンは、「バルジ大作戦」の戦車兵の歌のシーンだと聞きました。

     とても感動したのですが、他の作品の感動シーンだと知り、残念な気持ちになってしまい、制作者のアイデアの貧困さを晒しているだけだとすら思ってしまいました。
    申し訳ありません。

     自分も、2199のメカ設定の斬新さなど、2199の応援したい部分はあります。

     後々考えましたが、2199を応援される方のブログで、2199に対し批判的な事を書く自分の態度が幼稚で卑怯だと感じたので、お詫びとして自分のブログを晒したいと思います。http://blogs.yahoo.co.jp/bby_ol
     

    返信削除
    返信
    1. >> いくら2199で感動しても、それが他の作品のシーンだとした
      > ら、なんか情けなくなります。
       
      > 説明が下手で申し訳ありません。たとえば、第6章でドメル艦隊が最後の出撃をする際、全員で国歌を合唱するシーンです。
      あのシーンは、「バルジ大作戦」の戦車兵の歌のシーンだと聞きました。

      > とても感動したのですが、他の作品の感動シーンだと知り、残念な気持ちになってしまい、制作者のアイデアの貧困さを晒しているだけだとすら思ってしまいました。
      > 申し訳ありません。
      なるほど、2ちゃんねるの書き込みかどこかのブログか知りませんけれども、2199叩きの言説に乗ったというわけですね。いわば「真実を知った」のだと。

      まず、「他の作品の感動シーン」を引用している映像作品は世の中にたくさんあります。それ自体は珍しくもなんともないことです。いや、映像作品に限らず、漫画も小説も引用、もっと露骨に言うとパクリで成立しているものなど枚挙にいとまがないですよ。
      そうするとあなたの物言いでは世の中は「制作者のアイデアの貧困さを晒しているだけ」の作品に満ちていることになります。
      許しがたいですか?

      たとえばハリウッド映画なんぞ、日本のアニメから盛大にパクっていますよ。たとえばこれ。
      https://www.youtube.com/watch?v=KbN2sWFOfe4
      「Black Swan」の監督、ダレン・アルノフスキーはかねてより今敏の熱烈な信奉者として知られる人です。高じて「パーフェクト・ブルー」のリメイク権を買ったくらいの人なんです。そういう人が尊敬する人の代表作のリメイクとも思える「Black Swan」を撮った。
      また、「マトリックス」は「攻殻機動隊」の圧倒的な影響下で作られ、「攻殻機動隊」は「ブレードランナー」がなかったらおそらく世には出なかった。
      まこと、パクリの連鎖であります。
      私は、パクリでも引用でもリスペクトがあって面白さがあるのなら、OKの立場です。

      コンテクストを知れ、と言いたいですね。
      ドメルやザルツ人の特務兵のガミラス国歌斉唱シーンが感動的なのは、虐げられた者達、見捨てられた者たち、蔑まれる存在が集まり、国家にすがらざるを得ないという悲哀が感じられるからです。それはザルツ人の特務小隊が「442」であることからも明らかです。これは第2次世界大戦下、欧州戦線で活躍した日系アメリカ人の「442連隊」になぞらえているのは有名ですよね。
      しかも、その直後、彼らはデスラーの動かす「駒」であることが明示されている。

      私は「2199」を応援なんかしていませんよ。まっとうに作られた面白い作品を賞賛しているだけの話です。

      削除
  26.  某高校生のものです。何度も、ほんとうにすみません。

    そうでしたか。他の作品を真似るのが今の主流なら、仕方ないのでしょう。
    しかし、ヤマトのリメイクを名乗るなら、今のアニメ界にもう一度革命を起こしてほしかったです。無茶な意見ですが、それくらいの覚悟は必要だと思います。

    しかし、どうしても、2199のエロい女性キャラクターには違和感を覚えます。

        >キャラクターデザインはいま放映される作品としては当たり前だと思います。

     確かにそう思います。 しかし、 宇宙戦艦という、 血を流す戦場に、きゃぴきゃぴしたクルーを向かわせる必要があったのでしょうか。

    2199第二話で、岬百合亜という少女は、イヤホンで音楽を聴き、くつろぎながらヤマトに向かっていました。

     これが、決死の覚悟で出撃する、戦士の姿なのかな、と。


    実際の戦闘とは、多くの人が死に、血が流れ、もし生き残っても重い後遺症に悩まされる、決して生ぬるいものではないはずです。


    無理やり、今風にしなくとも良かったと思うのです。今のアニメの特徴である、平和で和やかな、学園もの要素を入れたせいで、戦争の悲惨さが崩壊してしまっているように見受けられます。

     別に、「旧作が無条件に良い」というわけでもありません。旧作のスカートめくりなんか、やめてほしかったものです。

     しかし今作は、、というと、アホ毛、萌え要素、レオタード状態の女性乗組員制服と、どう見ても明らかに変なヲタ向けですね。

     出渕さんが、「現代の若い子にうけいれてもらうため」と言ってましたが、それは、今の自分たちが萌えやエロアニメにしか興味がないと言う事と同じではないですか。

    自分は、それが悔しかったのです。こんな時代だからこそ、男の、しっかりとした物語をつくるべきではなかったのか、と。


     2199は緻密な設定を誇りながら、物語として稚拙な部分もあると思います。




     ____________________________________________________________










     自分は、最初に「2199嫌いです」などと書きましたが、某掲示板のような2199叩きはごめんです。

    しかし、2199の、明らかにおかしい部分は指摘する必要があると思います。

     別の話題になってしまいますが、あなたが多用される「旧作原理主義者」という言葉は、立派な差別用語です。

     そのような言葉を使っていると、「理路整然と弁護できないから、旧作原理主義者のレッテルを貼り、こっちを侮辱し、慣れてない人はびっくりして反論をやめてしまうから、それが狙いなんだろう。逃げ同然だな」 というようにしか思われません。


     こんなガキの自分が言えたことではありませんが、貴方が2199がまっとうな作品だと思うのならば、「旧作原理主義者」などという言葉は使わず、大人としてしっかりとした意見を述べるべきです。

     貴方は、礼儀の欠けた、実りのない感情だけのコメントで批判、擁護するような人ではないと思うので。 (上から目線で申し訳ありません。)

    随分見にくい文章で申し訳ないです。
    思いついたことをどんどん書いてるんで、変な文章になってることが多いです。

    返信削除
    返信
    1. 「旧作原理主義者」に差別的なニュアンスを感じるのは、あなたの勝手ですよ。

      > 「理路整然と弁護できないから、旧作原理主義者のレッテルを貼り、こっちを侮辱し、慣れてない人はびっくりして反論をやめてしまうから、それが狙いなんだろう。逃げ同然だな」 
      どうぞ勝手にそう思ってください。
      私は誰が旧作をどう思おうと、2199をどうなじろうと知ったことではないです。どうぞ、勝手におやりなさいという話です。
      現時点で「宇宙戦艦ヤマト」TVシリーズ第1作は、私にとっては賞味期限が切れたものでしかありません。それを崇めている人のことなんぞ知ったことではないです。
      それに続く「復活篇」までのあれやこれやは半笑いで遠ざけるものです。
      「宇宙戦艦ヤマト2199」は気に入ったし、楽しんだ。
      それだけです。

      削除
  27. bobbieさんは 2199をヤマトとして認め、
    自分は 2199などはヤマトではないと思っている違いがあります。

    この見解の違いは 埋まりませんし 埋めるべきでもないと思うのです。
    その方が良いと思います。 皆が同じ見解というのは 危なっかしくて仕方が無い(笑)

     そう考えれば、過主張なコメントを送り付けた、自分が馬鹿でした。本当に、すみません。

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    返信
    1. お若い方が、旧作を評価してくれるなんて、嬉しい限りです。
      文章も落ち着いて、しっかりしていますね。頼もしいものです。

      削除
  28. やっぱりね、より良いヤマトを創って欲しいから、
    ついつい、口うるさくなってしまうんですよ。

    何でもかんでも
    「宇宙戦艦ヤマト2199最高!」「文句を言うなら見るな!」じゃ、
    怪しげなオタク宗教になっちまいますからね

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  29. 批判に対する的確な反論なしに、
    暗に批判者そのものに対する非難に終始するのはどうかと思いますがね。

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  30. 私は、ヤマトは始めの作品から年を経るごとに、軽くなっていると感じます。2199の作品は素晴らしいと思いますが、初代の始めのヤマトと比べると軽くシンプルになっています。それは時代とともに日本人の感性が変化しているからと思いますが、古い始めのヤマト作品の中には、日本を感じるのですが、新しい作品は、とても軽くシンプ゜ルでデシタル的で、人間の血や魂の世界が薄くなって、感情的な葛藤や弁証法的な動きがなくなって、効率化されて全て処理されて物語や人間の感情が作られているような気がします。それだけ、現在の日本人が魂の世界では薄く軽くなってきていて、そのような時代性の感性に適合して作られた作品が2199であると思います。それはそれて素晴らしい作品であると思いますが、比較してみると2199の世界は、軽いのです。

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  31. 初めまして!

    私はさらば宇宙戦艦ヤマトを映画館で観て大泣きしながら帰ってきた世代です。
    あそこで終わっていれば・・・
    今更ですけどね( 笑 )

    2199の出来は素晴らしい!
    デスラー側の視点まで膨らませた事には恐れ入りました。

    足りないと思うのは地球側の愛ですかねぇ。
    昔とは視点が違うし、そういうものまで組み込むとやはり古臭くなってひまうのでしょうね・・・

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    返信
    1. ガミラス側の、惑星ザルツの兵士たちには感じ入りました。
      地球側を描くと、ウェットになってしまうように思います。
      地球防衛軍における暗闘のようなことも組み入れることは
      できるでしょうが、膨らむかといえば疑問符がつきますね。

      削除
  32. こんにちわ
    私見で申し訳ありませんが、初代というものをおいておいても、2199は賛否両論が出ると思っております。
    ひとつは、ブログ主様がおっしゃるとおり、初代というものはすでに文化財になってしまったということ。確かに現時点では歴史遺産でしかありませんが、「当時の初代」と「今の2199」の両論併記をやってしまうという問題があって、事態をややこしくしているということ
    もうひとつは、「アニメ」に対する製作者の姿勢が異なるということです
    さらにもうひとついうなら、これは支持者も批判者も気がついていないことですが、2199で新しくなったのは、絵としてのアニメの技術だけだった、ということですね

    はっきりいってしまえば、初代ヤマトは「当時ニューウェーブの今オールドタイプ」です。
    これは抑えておくべきでしょう
    だから2199を論じるのであれば、今のアニメとの比較論でなくてはならない
    無論格好の作品もあるのですが、それについては当該作品をあつかっている方のところで論じたいと思っています
    製作者の考え方の違いについては、今のアニメというものが、芸術志向ではなく、そんな辛気臭いことは放り投げて、大量生産大量消費にシフトしているということになるでしょうか。
    これについては「ストライク・ウィッチーズ」という作品を挙げておけばよろしいかと思います。今のアニメーターたちの考え方が如実に現れた凡例でもあります
    最後の問題につきましては、私が気がついたことではありません
    ある方に教示していただいたのですが、2199の視聴者がアラフィーに偏っているらしいということから推測されたことです
    つまり、2199が初代と違うから問題になるのではなく、同じだから問題になるのです
    議論のほとんどは、全部枝葉の話に過ぎません。だって骨格が同じなのですから

    結局私が思ったことは、支持者も批判者も、同じ作品の同じ事象をめぐって争ってるに過ぎない。ということでした
    支持者は「懐かしきヤマト」を2199に見出し、批判者は「古いアニメ」を2199に見出してるのです
    なぜなら、まったく違うものを世に問うたのでしたら、批判は必ず「そもそもヤマトの名前をつけるな」になるからです
    逆に言えば、すでに死んでいる初代と比較ができること自体が、2199の古さなんです

    もっとも私は、2199が古いから悪いというつもりはありません
    それをいったら、世界の古典をすべて否定しなくてはならないからです

    最後に申し上げますが、私は初代が悲壮感にあふれているとは思ってません
    個々の登場人物が「悲しさ」をしょってるんですよ
    物語そのものは、楽観主義なんです。そうでなければ「どうせ滅亡するんだ」としおれるだけですから
    ただ、こういう物語が古くなってしまった背景として、今の社会情勢の中で若い人が「どうせ自分は負け犬だ」と思わざるを得ないほど、「困難」というものが大きくなりすぎたということもあるでしょうね
    そんな心境のときに、困難に向かってさあがんばれ。なんて話はごめんこうむりたいです

    では長文失礼します

    返信削除
    返信
    1. 投稿ありがとうございます。
      非常に面白く読みました。
      刺激されました。ありがとうございます。

      > 支持者は「懐かしきヤマト」を2199に見出し、批判者は「古いアニメ」を2199に見出してるのです

      これを読んで、自分の場合は2199に「あるべきはずのヤマト」を見出していたことに気づきました。
      2199の批判者は、「ぼくの考えたヤマト」と違うことに憤っているように思えます。つまりその人(たち)の「あるべきはずのヤマト」から離れたものだったからなのではないか。そのようにも思えます。

      > ただ、こういう物語が古くなってしまった背景として、今の社会情勢の中で若い人が「どうせ自分は負け犬だ」と思わざるを得ないほど、「困難」というものが大きくなりすぎたということもあるでしょうね

      「滅亡の縁に立った地球を救済するための大いなる旅」などという物語は、まあ、最初のTVシリーズの時点ですら古かったんですよね。
      古来、幾度となく描かれた物語がまた描かれただけですから。
      いわゆる「大きな物語」です。
      旧「ヤマト」のシリーズにあっては、「大きな物語」によくある「救済するための崇高なる自己犠牲」というものが繰り返し描かれてウンザリしたものです。

      > そんな心境のときに、困難に向かってさあがんばれ。なんて話はごめんこうむりたいです

      日本を覆う空気は、こういう物語を許容する方向に向かっているような気がしないではありません。

      削除
  33. 旧作品群の作画の粗さの印象は宮川氏の音楽と歌、優れた効果音、声優の熱い表現などによって薄められて粗いはずの作画は粗くなく鑑賞できたという事かも。音楽と効果音の出来が絵を超えていたからこそ粗い絵でも良いのであり宇宙戦艦ヤマトとは音楽、効果音、作画を総じたミュージカルアニメなのだから作画の出来だけ論じてもヤマトを論じた事にはならないかも。一方2199版のスタッフたちはそこをよく分かっている故にBGM音楽の大半を旧作群から引継ぎリアレンジして使用しているのだ。2199の作画のクオリティーは高く音楽が今度は作画に追い越される勢いであるが良い意味で音楽と作画で競ってもらいたい。ヤマトファンにとっては旧作群から復活編そして2199まで時系列が繋がらずとも全作品が宇宙戦艦ヤマトであるのだから2199版を嫌いになる訳は無い、どんどんヤマト作品を作って貰いたい。

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  34. 私は旧作は中学の頃に見てましたが、七色星団で何故、以前の艦隊を利用しなかったのか?とか、ガミラスの決戦時に残存艦隊が出てこないのはどうして?とか、極め付きは空間磁気メッキ。
    これらの設定は子供心にも変だな、と思ったことと、古代の性格の異常さ(ガミラス本星に敵の罠で誘い込まれたのに、艦は海の上が良い、などと緊張感のまるで無い全く場違いなセリフを吐くなど)など、今の目から見るとあれ?と思う面がありました。
    今回のリメイクはこの辺りにもきちんと解釈がなされており、更には海上自衛隊からのアドバイスがあったそうで階級や命令の出し方などにリアリズムがあり、私な2199は良く出来ていると感じています。

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    1. 旧作の『宇宙戦艦ヤマト』は思い出の中にとどめておくのがいいのかもしれない。そういう気もしています。
      作品に関する瑕疵については放映当時から、SF作家や評論家から多く指摘がありました。
      科学考証を無視した描写や、古代進の人物造型の奇妙さについてはずいぶん揶揄されていましたよ。

      削除
  35. しかしまだ第1作は良かったのです。
    私は大好きになったのに、それ以降の金儲け主義の「さらば宇宙戦艦ヤマト」などの作りが酷く、ヤマトのファンを行っていること自体が恥ずかしくなり、一時期は自分の黒歴史になってました。

    2199は良く出来ていると思いますが、矛盾を少なくよく出来過ぎな所為でガミラスが地球を攻めた理由が希薄になった事とか、そういう弊害はありますね。

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    返信
    1. 「さらば宇宙戦艦ヤマト」以降の作劇って、「お涙頂戴」なんですよね。むかしの映画の、<登場人物が死ねば受ける>という何の工夫もない話の進め方を繰り返してるだけですからね。知能指数が落ちて、体当たりくらいしか思いつかないという。

      削除
  36. おはようございます。
    小学校の低学年の時に旧作を見ていた世代です。
    当時、私は親が買ってくれた百科事典の影響で、天文に興味を持ち始め
    たのと、バラ色のはずの21世紀のさらに未来の科学(もちろんフィクション
    ですが)の描写を楽しみにみていました。
    相手を殲滅したけど愛・・・、というテーマなどに気づくこともなく、素直に
    人類滅亡までのカウントダウンに緊張感を感じながら、めちゃくちゃ強い
    ヤマトに違和感も感じずみていました。

    2199がテレビ放送をされることを知って、全話録画して、今も時々見て
    います。
    旧作も最近全話改めて見ましたが、なるほどおっしゃる通りと感じたうえ
    で、懐かしさを楽しめる作品という感じを受けました。
    2199では旧作の良さが失われたとの意見もありますが、旧作の良さは
    さんざん指摘されている矛盾の上に成り立っている部分もあり、その点を
    修正したうえで再構築した2199を批判することは『ヤマトの矛盾点も含め
    最高なのだから、余計なことをするな』と言っているように感じました。

    2199は『ヤマトのリメイク』である以上、単艦でガミラスとの連星のイスカン
    ダルまで行くことなど、さすがにこの設定を変えてはリメイクにならないだろう
    という部分を踏襲する必要があるわけで、踏襲するために生じる無理と、
    エピソード自体に無理がある話しを改変した結果が、2199だと思います。

    つまり、旧作に無理のある設定がなければ、2199もかなり旧作に近い形
    で作られたのではないかと推測します。
    作品の雰囲気などは、個人の趣味で作っているわけではない以上は、今
    の時代に向いたものになることは理解しますし、そのことに対して不満を
    述べても今回のリメイクを楽しんでいる立場から言えば、リメイクしてもらえ
    て良かったとの思いの方が強く感じます。

    2199を批判する方の意見に、なるほどと思う部分もありますが、私は
    主様の意見の方がより共感を覚えます。

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    1. 『宇宙戦艦ヤマト』は、ガミラスとの闘いから視点をずらすと、<宇宙探検もの>でもあります。
      そこは、古典的な宇宙SFの趣があっていいと思います。

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    2. 『宇宙戦艦ヤマト』第1作は宇宙の広大さを感じさせましたが、続編はどんどん宇宙が狭くなっていったという印象です。

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  37. リアルタイム世代です。
    自分もヤマト2で唖然としつつ、それでも完結篇までは見ました。
    完結篇での菊水作戦オマージュで興奮した思い出があります。
    ※今は艦コレで二水戦も随分と有名になりましたね…。
    2199は楽しく見ています。
    突っ込み所は無数にありますが、元々が破綻だらけですから気になりません。
    むしろ、古い設定をなんとか生かそうとする努力が好ましいです。
    脚本はまあ今風だね、という感想。
    ただ、CG臭い動きはなんとかして欲しかったなあ。
    なんかこう、スーっじゃなく、ズズズ・・・と動く感じに出来なかったかと感じます。
    でも、きっと大変なんでしょうね。

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    1. > ただ、CG臭い動きはなんとかして欲しかったなあ。
      なんかこう、スーっじゃなく、ズズズ・・・と動く感じに出来なかったかと感じます。
      でも、きっと大変なんでしょうね。

      CGで作られているので、アップデートして重厚な動きに改訂したバージョンも作れるかな、なんて思います。

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  38. 2199はチャラチャラして気に入らない。
    戦争を実体験したスタッフが作ったオリジナルとせいぜい映画などでしか戦争を知らないスタッフの違いだと思う。
    遊星爆弾により焼けただれた地球はアメリカ軍の空襲で焼け野原になった日本だし、地下都市は空襲をさけ田舎に疎開した実体験によるもの。
    オリジナルで相原に父親が食料を求めて暴動?に参加話も疎開した人達が食料不足に悩んでいた事が元でしょう。

    一年という限られた時間の中で放射能除去装置を地球に持ち帰るミッション(何が起こるか判らない前人未踏の宇宙)には体力的に劣る女性は医療スタッフを除き不要だと思う。

    旧作でガミラス本星での戦闘が終わった後の古代進のセリフには元ネタになりそうな日本人の民族性みたいなものがありまして。
    戦時中墜落したB29の搭乗員を荼毘にふしたなどの実話がいくつもあるわけ。
    敵国の兵士の遺体を損壊する他の民族などと決定的に違う日本人としての行動が古代進のセリフに反映されている。

    字幕【テキサス親父】俺が日本を愛する理由 -Vol.12 - 戦争現地編
    https://www.youtube.com/watch?v=PIPpyeJPKm8

    字幕【テキサス親父】俺が日本を愛する理由 - Vol.13 - 死者に対する敬意編
    https://www.youtube.com/watch?v=nUykLxVNrRM

    【静岡大空襲】米搭乗員も日本人と同じに埋葬してくれて謝意【米国】
    https://www.youtube.com/watch?v=ntBXAf2ATew

    【米軍が驚いた】和歌山で70年続く米兵の慰霊に感謝【知られざる歴史】
    https://www.youtube.com/watch?v=HYCveXu5eZA

    第28回 多摩探検隊 「61年目の祈り ~青梅に墜落したB29~」
    https://www.youtube.com/watch?v=EdO9hBLK6Uc

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  39. 47歳男性です。
    ヤマトと言えば私の子供の頃の作品でした。

    私の周りの年長者は、「死んだ人間が生き返るなんて」
    「終わる終わるって言って、何度も新作をやっている」と
    冷笑している人が多く、私も子供心ながらに、「ヤマトって
    そういう作品なんだな」と思っていました。

    だから、私はヤマトブームの時のいわゆる旧作は見ていません。

    でも、「2199」を見て、初めてヤマトってこういうストーリー
    だったのかと知りました。

    最近、「劇場版宇宙戦艦ヤマト」を見たのですが、絵が
    雑でなんかがっかりでした。当時はこれでも斬新だったの
    でしょう。

    私は「2199」が好きですよ。非常に面白いです。

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    1. > 私の周りの年長者は、「死んだ人間が生き返るなんて」
      「終わる終わるって言って、何度も新作をやっている」と
      冷笑している人が多く、私も子供心ながらに、「ヤマトって
      そういう作品なんだな」と思っていました。

      西崎義展は「ファンのため」新作と言っていましたが、言うまでもなくお金のためでした。
      TV版第1作の「ヤマト」を語っていた人のほとんどは、『さらば宇宙戦艦ヤマト』以降の作品について語らなくなりました。

      > 最近、「劇場版宇宙戦艦ヤマト」を見たのですが、絵が
      雑でなんかがっかりでした。当時はこれでも斬新だったの
      でしょう。

      元はといえば40年以上も前のフィルムですからね。
      しかし、40年前であろうと鑑賞に耐えうる作品もあります。
      しかし、旧「ヤマト」は作画もセルワークも撮影も時間のなさなのか、粗雑ですな部分が目立ってしまいます。

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  40. しばらくぶりに見直し、一気見でちょっと違和感を感じていると第7話のED曲に「真っ赤なスカーフ」、ああ、ED曲が浮いちゃってるんだなと、そして第3話以降のED曲を「真っ赤なスカーフ」に入れ替えて再視聴、おお、物語に入り込める、次回予告へのつながりがいい、全体的に落ち着きが出るな~と。まあ、使用曲の大半が旧作のものなのだからED曲だけ現代風な曲では、浮いてしまいがちになるのは無理ないかと。ちなみにED曲の良し悪しではなく、あまりに存在感がなく、印象が薄かったもので試してみました。EDの動画(再放送ver)の音だけ入れ替えたら合いそうですね。歌詞テロップがないので。やっぱり、ヤマトのEDは「真っ赤なスカーフ」だわ~(あくまで個人的に)

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    1. いつの間にか、アニメやドラマのタイトル曲やエンディング曲は本編と関連が薄い曲ばかりですもんね。
      思い入れも何もあったもんじゃないですね。

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